よいこの録音日記
文責・大江 章造(ギターリスト兼文壇)

※1997年 [Days in The Sun]のレコーディング日記です。
当時の文面をそのまま掲載しました。

7月12日

まず、バンド形態の2曲から録音。この日は折しも大雨の一日。

欽ちゃんなら、「なんでこうなるの~」と古めかしいギャグを飛ばしたくなるような状態だぁ。drumの藤下はすでにカタギになっていたのを無理矢理浜田組の若いのによびだされ、ドスを握ることになった。「ガソリン・アレイ」「Sunny side up」の2曲を録音。そのつぎにパーカッションにと呼ばれた、不良無国籍社会人、でも保険屋、東 義包(from Crecent Eaters)がベーシスト「協力」若本とともに「Rule of cool」「Hear My Song」「チェンジ・オブ・ペース」を録音。午前11時からのレコーディングで大江さんの出番が回ってきたのは午後7時30分。その間、商店街をうろついたり、ストレッチをしたり、老人ホームの慰問をしたり、関根 勉のふりをして待ったが、結局疲れてしまった。

■東の当日のセット。

7月26日

第2日目。この日も台風直下、山上たつひこいうところのこまわり君なら「死刑!」とポーズを決めるとこだが、そこは笑って清き一票、だって「おとな」だも~ん。

この日は「うまい、安い、早い」という吉野屋のようなプロフェッショナル・ピアニスト星山啓一の真珠湾攻撃「夜を見てた」「Mornig News」「夜のコンビナート」から始まった。そして、浪速の唄芸職人、「安室光一」のなぐり込みだ!この日の題目は安室氏の「ベルマーク委員」彼はギブソンのフルアコで応戦、スタジオは血染めの様相になった!

そして我々は叫んだ「リメンバー、ぱーるはーばー」!そして悪夢のような手際よさで、ピアニカのよだれをさっとふき取ると、また酒豪たちの待つ祇園へ、星山は帰っていった。ありがとよ!お前の事は忘れないぜ!そしてその日の出来事は伝説となってオリオンに輝いた。そこで俺の目が覚めた。ギターの録りだった。ひえ~。

師のホームページ

8月24日

その日は、ついにやってきた。我々は東の国から、ぎたーりすと界の暴れん坊将軍、巨人の星、侍ジャイアンツ、アルプスの少年、山口岩男氏を迎えうつことになったのだ!しかも今日は晴れている!これは、いうなれば、うわさのチャンネルでのデストロイヤーの和田アキ子いじめが炸裂したような状態だ。ハレルヤ!

私はKISS前のローソンで「オムライスおにぎり」を買って、その時をまった。そして僕が「夜のコンビナート」で世間の女の涙を誘うようなソロを弾いているとき、やつは来た!僕の緊張は頂点に達し、お陰で床のウーロン茶をこぼしてしまった!してやられたぜ!

彼は目にも止まらぬ早さで、それはライダーマンのアタッチメントのように、時にはガット・ギター、ときにはスライド・ギター、ときにはトニー谷の算盤と目にも止まらぬ早さで、「Hear My song」これは私のストラトで岩男さんが「こないだ憶えたばかり」というスライドギターのソロを)「Morning News」(ovationのバッキングとガットギターのちょ~美しいソロを…)ソロを合計158.691.542.546テイクを録音し終えた。さすが超人!

また、この2曲はその場でボーカル録りが行われ、岩男さんの懇切丁寧な歌唱指導がはいって、出来上がりをより旨味のあるものにしたようです。

■岩男さんから恵んでもらったヤイリギターで仮歌を歌う、はまだ君(7/12)

9月2日

この後、以前よりじっくり時間をかけて、浜田のボーカル録りと一部のトラックダウンが行われました。日程は残すところ21日のみ…(の筈)う~ん、待ち遠しくて首がキリンさんになっちゃうよぉ。でも象さんも好きです。

■特別出演、STUDIO KISSにある、置物状態のAppleplus。

※文面の一部に誇大表現があったことをお詫びします。

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