いやー、実は今週もK-1と、K-1MAXがあって、もう一週格闘技で?とも思ったのですが、それじゃああまりに芸が無いのでやめます。感想としては、もう普通のK-1の方はショボくて見てられんすね。それに比べてK-1MAXの方は抜群ですね。KIDもザンビデスも凄かったけど、最後の大物、佐藤嘉洋。これヤバいッス!!マッチョ全盛の格闘技界において、今どきあんな体型まずおらんもん。なんか、ゴルドーとか、力石徹みたいな感じ。いかにも昭和のキックボクサーっていう雰囲気。でも、肘無し、首相撲無しのルールでは窮屈やろうな。 いかんいかん、格闘技はここまで。
ということで、今回は「本」でいきます。
僕は基本的には「ハードカバー」好きでして、学生の頃とかは、ほとんど「ハードカバー」しか買わなかったのですが、最近はお金のありがたみもわかり、文庫本をこよなく愛するようになりました。そこで、今回は文庫本特集!!

もう二月程前になりますが、書店に行くと「ハルキ文庫」が「詩集フェア」みたいなのをやってまして、ちょっと見てみると、「中原中也」や、「萩原朔太郎」などのメジャーどころに混じって、「吉野弘」なんかもあって、彼には以前から興味があったので、一冊はこれに決めて、もう一冊「金子みすず」にほぼ決定した状態で、ちょ
こちょこ立ち読みしてたのです。ところが、一冊、震える程素晴らしいのがあって、「石垣りん」恥ずかしながら、僕この人知りませんでした。知り合いに聞くと、「確かにメジャーではないが、女性のプロレタリア詩人としてはそれなりに有名な人だ」と教えてもらいました。ちなみに、つい最近お亡くなりになられたそうです。
いやあ、今更ながらお恥ずかしいです。この人の詩は凄いよ。ちゃんと真直ぐと、「反戦争」「反天皇制」「反家族制度」の姿勢が貫かれていて、そして、それらが全ての不平等の根源であることを、美しく、分かりやすく、品格のある言葉で綴ってます。とにかく、一度手にとって、そして、声に出して読んでみてください。なんか、
お腹の底が熱くなってきます。お薦めです。
 もう一冊。これは小説で奥田英朗「最悪」。実は以前この作品がハードカバーで出た時、かなり気になり、買おうか止めようか凄く迷った記憶があるのです。
でも、その時は値段が高かったのと、あまりに長篇だったのとでパスしました。
で、今回、文庫本で見つけて「迷わず買い」です。
唸るほど上手いです。ある意味「犯罪小説」なのですが、そんなジャンルを超越して、文学として、完璧に確立されてます。まあ、内容が内容なので、ストーリーを説明するわけにはいきませんが(浜村淳になってまう)600ページ余り。一気に読んでまいます。ちゃんと、社会の歪みや問題点、それぞれの人物の丁寧な描写が見事に描か
れてて、これぞ小説の醍醐味!!といったところです。たしか、一つ前の「直木賞」とった人ですよね?やっぱりあなどれんのかなあ。
まあ、今回はこんなところです。よかったら参考にして下さい。

(2005.5.7)

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